二十歳の酒の考え方
こんばんは、snpです。
先日、来年の初春に成人式に出席するという方と話す機会がありました。その話した時点ではまだ19歳とのことでしたが、成人おめでとうと簡単ではありましたが、お祝いの言葉をかけました。
たまにまわりのツレと酒を飲むのだと嬉しそうに話すので、少し思うことがありましたが強くは言いませんでした。
今回は、その方から思う酒への憧れみたいなものを思考したいと思います。
ビールって苦いですよね?
そう、それが普通の(酒を飲んでいない人間の)感覚で味覚なんだと思う。慣れますか?と質問されたけど、なぜ慣れる必要があるのか?と逆質問したいほどだった。
ノリで、空気読んで、まずはビールで乾杯をしたいから。喉ごしを味わいたいから。
ノリで酒なんぞ飲んではならぬ。と言おうかと思ったがそこはうんうんと言ったふうに流しておいた。
酒飲めて一人前の大人か
どうも戦前やら昭和感が出るセリフである。酒ぐらい飲めねーでどうする。酒飲む理由がないのに飲む理由を見付ける為に酒を飲ませようとする感がすごくある。
その成人する若者は、どこから仕入れた情報なのか分からないが大人と言う者は酒を嗜む生き物で酒を飲まないヤツ(遺伝的にNGを除く)は、大人になりきってないとさえ思っている様子だった。喉ごしを味わうのが大人だと。
神泡…何言ってるの?
たまにTVを見るとCMで某アーティストが某飲料メーカーに出演し、神泡と叫んでいる。
泡の何が美味いのか?泡を味わっただけで、ただの泡。弾け飛んで終了。幻想に過ぎない。
まるで経済のバブルの如く。
酒をかっ喰らうと鼓動と共に訪れたるあの幻影の世界、バブルの如し有頂天へ。
いずれ弾け飛んでしまう神泡へ、多額の資金を投入して得られるリターンは毎朝毎朝のマイナスリターンばかり。
大人の嗜みなんぞ…
一口飲んで、芳醇な香り。
酔っ払いの言うことなんて信じられない。基本的に自分の言いたいことしか言わないし、人の話など聞きもしない。
酒飲んで車運転して人轢いて逃げるヤツもいる。
酔っ払いなんぞいいことないぞ、若者よ。
二十歳になったら酒を飲むものと誤解的な風潮がこの時代においても根付いており、しかもまだ20年しか生きていない若者にまでしっかりと浸透している。笑えるな、と感じました。
なぜ笑えたのか。断酒354日目のわたしにはまだ答えが出せないでいる。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうござます。これからもよろしくお願いします。