このままじゃいけない、オーナーになれ

日常にある事柄から思考するブログ

脳の甘い汁

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こんにちは、snpです。

 

断酒267日目を迎えました。8ヶ月と24日=6408時間、アルコール成分を含むモノを口にしていません。お酒を飲める様になってこれ程の時間、酒を断てるなど考えもしませんでした。

お酒を飲める様になって…。って飲む選択はあるので少なからず飲まないという選択もあるにもかかわらず、周りに流されて飲んでいた。と言う現実が267日前までありました。

 

 

課金ゲームと同じ

先日、ツイッターのタイムラインにゲームに対する課金と脳内の分泌物に関する依存性に関する考察をイラスト化した情報が流れてきて、これはアルコールと同じではないかと思ってしまった。

ゲームはバーチャルの世界で現実では到底できない行動、世界観を表現し、自分の分身をゲーム内に映し出して画面上で達成感の情報を脳にインプットする行為である。

誰しもクリアできるステージからちょっとやり込まなければ難いステージはあるが、この絶妙加減をどうにかしてクリアできると言うことが脳への刺激、すなわちドーパミンが出ている状態を自ら進んで行っていると言える。

わたしはボルダリングジムへよく行くのだが、そのジムでこの課題は不可能だと思う課題でも通ううちに使用する筋肉、可動域、ムーブの分解的理解、メンタル意識などの作用である日クリアできる。その瞬間、興奮作用と同時に脳内に汁(ホルモン的分泌物資)がドバドバ出ていたに違いない。

ゲームに関してはリアルマネーをバーチャルの世界に投下すると言う、いわゆる課金は努力する過程を金で買う、もっと言えば金で快楽を買うとも言える。

 

じゃあ、酒は?

酒を飲む理由は?と聞くと楽しくなるから!って答える人が多い。ではなぜ楽しくなるのか。日頃の生活が酒を飲まないと楽しくないからと言う見解もできるが、脳から出る甘い汁の観点から見てみると。

酒を買う→酒を飲む→脳のドーパミンが分泌される→楽しい(快楽)。と言う流れ。

これって、課金ゲームと同じじゃねーね?

努力しないで金で快楽を買う。まさに麻薬。

人間は自分自身の体験した喜怒哀楽、努力の成果の感動、興奮を自らの脳から分泌される甘い汁で感じることができる。しかし、金で甘い汁を出させるとなると、自分のホルモン分泌を制御できず、快楽を求め金を投下し始める。ロストコントロール

 

元々、甘い汁を出せるデザイン

別にアルコールで甘い汁を出させる必要はない、子供達ははしゃいでいる。

アルコールが無いと楽しくないと言う人は自分自身に勝手に暗示をかけているだけだ。アルコール無しの生活は慣れる。

元々人間はお金を支払ってまで快楽を求める必要はなく、少しのことで心から感動できることがあれば脳からご褒美に甘い汁が出るように遺伝上設計されている。

金を投下すれば得られると言う現実がある。もっと言えば投下しなければ得られないと言う人もいる。

 

気付きは早い方がいいですね、金と時間と快楽(幸福)は密接な関係にあると今更ながらに思う次第です。ですが、このような思いに至ることができるのは二日酔いではないクリアな思考が存在するため。

 

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。